機械工学概論の時間

「機械とは何か」。機械の定義は色々とありますが、私なりに解釈すると
   「容易に変形しない部品を組合わせたシステムが、外部からエネルギーを受け取り、 定められた動作をして運動エネルギーに変換するもの」と考えています。

このようなことから、機械を学ぶということは、      

1) 機械部品の原材料を学ぶ    (材料)
2) 機械部品の作り方、組み立て方を学ぶ    (工作法)
3) 機械部品の強度を学ぶ    (材料力学)
4) 機械部品の動きを学ぶ    (機械力学)
5) 機械部品の動きの変換を学ぶ    (機構学)
6) 熱エネルギーおよびその変換を学ぶ    (熱力学)
7) 流体エネルギーおよびその変換を学ぶ    (流体力学)
8) 電気エネルギーおよびその変換を学ぶ    (メカトロニクス)
9) 標準的な機械部品を学ぶ    (機械要素)
10) 機械装置の構成、レイアウト、動作などの設計を学ぶ    (設計)
11) 機械の動きの制御を学ぶ    (制御)
  

これらを学んで初めて機械を学んだ、と言ってよいのかと思います。

これらを学ぶことによって

・形ある部品をつくることができる
・部品を組み合わせた動く機械を作ることができる
ようになります。

機械を学ぶことによって、将来の仕事として
・形ある部品の設計  (パソコン、スマートフォン、バイク部品、家具、ボールペン など)
・動く機械の設計   (自動車、電車、エレベータ、工場生産ライン など)
・機械の保守・保全  (部品交換などの修理、稼働状況の管理 など)
・作る製品の管理   (品質の管理、進捗状況の管理 など)
・機械の販売     (機械装置の営業、機械部品の営業、学校教材の営業 など)
などがあります。

これらの仕事に就くためにも、機械のことをしっかりと理解し、一人前の機械技術者になってもらいたいと思います。

機械概要   機械について知る

 

 

 

機械工学概論の時間 (文章)

1.機械材料   機械材料の話

2.機械工作    機械部品の形を作る話

3.機械要素     機械の共通部品の話

4.機械力学     機械の動きの話

5.材料力学    機械部品にかかる力の話      

材料力学1課題     

材料力学2課題

6.機構学     機械の動き方の話

7.熱力学、流体力学  外部エネルギーの話

8.設計製図・CAD    機械図面の話 

9.機械制御     機械を動かす話

10.FA・自動化    機械を自動で生産する話

11.まとめ、テスト

過去のテスト

 

 

 

機械工学概論の時間 (PP)

0.イントロダクション

1.機械材料

2.機械工作

3.機械要素

4.機械力学

5.材料力学

6.機構学

7.熱力学・流体力学

8.機械製図・CAD

9.機械制御・メカトロニクス

10.FA

11.まとめ

11.まとめ、テスト

過去のテスト

 

 

 

 

 

自動化機器設計の時間

 

1.自動化機器設計        自動化装置を設計する話

2.まとめ、テスト

過去のテスト

 

 

 

 

 

数学演習の時間

1.授業ノート1 数と式、図形

2.授業ノート2 関数

3.授業ノート3 解析学(微分積分)

4.授業ノート4 線形代数(ベクトル)

5.授業ノート5 線形代数(行列)

  

 

6.演習1 数と式

7.演習2 図形ほか

8.演習3 関数

9.演習4 微分積分

10.演習5 ベクトル、行列

 

 

 

 

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